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2007年08月 アーカイブ

2007年08月23日

3ヵ月にしてかわいさ失せるの巻

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メリーが来てから早3ヵ月。

初めのうちはメリーを追い回していた次郎も、最近はすっかりおとなしくなってしまった。というか、いまだ追星さえ出ていない。私の読みは大ハズレで、おそらく次郎も雌のようである。当初、メリーに執着しているように見えたのは、新参者に興味があったというのと、それまで独り占めしてきた餌を取られることに憤慨していたと見るのが正解ではないだろうか。

「そりゃあたしのよ、あんた何食べてんのよ」
ってな具合である。

しばらくの間は、餌投入とともに食らいつくメリーに軽く頭突きを入れていた次郎だったが、そのせいで餌の大半をメリーに食われてしまうという間抜け振りを発揮し続けた結果、徐々に体格差が現れた。

メリーの方が一回り大きくなった時点で、次郎はメリーの手下に下った。金魚の世界でも長いものには巻かれろである。

それにしても、3ヵ月でずいぶんと大きくなった。そしてあの愛くるしいかわいさが失せた。実際の金魚年齢だとどのくらいかは分からないが、人間で言えば三十路後半の貫禄を感じる。餌くれダンスの激しさといったら、酔っぱらったおばさん連中の阿波踊りのごとくである。

こうなったらあれしかない。二世を作るのだ。

蕎麦クラスの糞を流しながら「この水槽せまくな〜い?」と横目使いで訴える二匹に、「いつか広い家を買って、かっこいい雄を連れてきてやるからな」と約束するのであった。

2007年08月24日

つぶらな瞳に恋してる?

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昨日のブログだと、もうかわいくもなんともない、と読める。それでは書き手の私があまりに非道い人間のように思われそうだし、メリー本人が、

「なんであんな写りの悪い写真を使うのよ」

とでも言いたげな顔でこちらにガンを飛ばしている(ような気がする)ので、もうちょっとマシな写真を掲載することにした。ガラスが苔てるとか、アイドルの生写真のように生々しすぎるという話もあるが、その辺りは勘弁いただこう。

メリーは断然正面ショットがいい。ポップアイかと心配したくなる出目がちの目がつぶらで、しかも大きく見える。腹が張り出してきたせいで、あたかも二重あごのように顔のラインを歪めてしまっているのがもったいないが、まだまだ器量は良い方だろう。これ以上、容姿が崩れる前に雄とひきあわせて初恋のひとつもさせてやるのが、飼い主の務めというものである。

かといって、予定はまだない。
現状の36cm小型水槽は手狭となってすでに濾過が追いつかず、金魚を増やせば致命的な結果を招くことは明白だ。まずは一般的な60cm水槽にすることが先決だが、そうなると水槽台も必要。物入りだ。

2007年08月25日

金魚・悪食実験室その1

飼い始めてすぐに金魚の餌を買った。それ以来、いくつか餌を買いそろえて、気分に応じて与えている。脳みその少なそうな金魚とはいえ、さすがにいつも同じものでは飽きるだろう。実際には、餌投入と同時に猛ダッシュでパク付く彼らが飽きたようなそぶりを見せたことなど皆無で、問題は、むしろ飼い主の方だ。

新しい餌をやるときの期待感。喜んで食べてくれるか、それともたいしたことないのか。初めてやる餌に対する金魚の反応を見るのは楽しい。だからといって、市販されている餌を全種類などとても買えない。安いとはいえ賞味期限があるから、食べ切らなければゴミ箱行きだ。

ある日、ふと思い出した。金魚は雑食で、パンやご飯つぶなんかも食べるという話だ。人間様の残飯でも充分餌になるってことだが、それならうちの金魚たちはどうだろうと試してみることにした。

まず最初に投入したのは、パン屑だ。朝食べたパンの端っこが皿の上に残っていた。小さくちぎって入れると、いったんは警戒して逃げてしまう。これはほかの人間系の餌でもよくみられる反応で、金魚の餌のように最初からパク付くものは稀だが、たいていはしばらくすると興味を示して、おそるおそる突きにくる。普段はビビリ屋でメリーの影に隠れてばかりの次郎が、このときばかりは俄然やる気だ。やつは悪食ということなのだろう。

小さくしてあるとはいえ、普段の餌よりは大きめのそれを必死で口に入れると、小刻みにパクパクさせて飲み込もうと奮闘する。手で押さえながら食べるという芸当が出来ない金魚は、大きいものを口にすると噛むたびに開いた口から食べ物が外へ出ようとしてしまう。それをなんとか阻止しようと出来る限りの速さで咀嚼するのだろう。次郎に遅れて、メリーもパンに挑戦。美味くはないが、食えないってほどでもないな、という顔をしている。当たり前だ。こっちもそう思って食っているコンビニのパンなのだ。

また別の日に、やはり残ったご飯を入れてみた。これはすぐに餌と判断したらしく、次郎もメリーも食いつきが早い。イケルと判断した飼い主が、大人の親指ほどの固まりを三つ、四つ投入すると、次郎はその一つにすかさずパク付いてたいらげてしまった。しかしその後が問題で、さすがに量が多すぎたのか食べ切らない。メリーなんぞは、泳ぎながらご飯をパクッと口にするものの、「間違えた」とでも言いたげな顔をして「ペッ」とはき出す始末だ。それでも翌朝にはなくなっていたから次郎が食べたのだろう。

けれども、後日になって後悔することになる。水質があまり良くなさそうなので、水替えと水槽内のガラスの苔とりをすることにしたのだが、ガラスに触れたその瞬間に何が起きているのか、何が起こっているのか、そのすべてを悟った。ヤマト糊を塗りたくったようなベトベトがすべてのガラスに付着していたのだ。その上、たまたま手のすぐ脇を通りかかった次郎の体も同じ感触。ガラスは拭いたが金魚たちは拭くわけにもいかず、結局、彼らの体が元に戻るには2週間くらいかかった。それまで2日に一度という高頻度で水替えとガラス拭きを繰り返すことになったのである。

金魚の健康に気をつかうなら、専用の餌を使った方がよかろう。彼らの毒にはならずとも、何かしら悪い影響を与える可能性は充分にある。適切な飼育方法については良書を参考にされたい。それでも悪食実験に挑戦したいという方には忠告しておこう。ご飯だけはやめた方がいい。

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次郎:おい飼い主! うまいもん食わせろ!

2007年08月27日

金魚・悪食実験室その2

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さてさて、前回の悪食企画の第二弾である。
パンやご飯といえば金魚が口にするとされるメジャーな食べ物だが、それと並んで有名なのが麺類である。

思い立ったのが夏場ゆえに、熱いうどんという選択肢はない。飼い主が食べないものをわざわざ作ったり買ったりはもちろんしないからだ。で、うだるような暑い日に買ってきたのが、コンビニのざるそばだった。

美味くも不味くもないコンビニのそばではあるが、腹を空かした飼い主は当然のようにペロリと平らげる。麦茶をぐぐっと飲み干して片付けようとすると、そばつゆのプラスチック容器の隅に数本のそばが残っていることにふと気がついた。

「食うかな?」

すでに悪食企画モードに入っていた私は、迷うことなく水槽に向かった。次郎とメリーは、殺気を感じ取ったのか落ち着かない様子で泳いでいる。同じく落ち着かない動きの餌くれダンスとは違って、やけにピリピリしたものが伝わってきた。

しかしそんなことに構ってはいられない。一応、食えるもののはずだからと実験開始である。ほとんど音も立てずに入った一本のそばは、ゆらめきながら大磯砂利の上に腰を下ろした。金魚たちは知らん顔を決め込んでいる。実際にはものすごく興味があるくせに、未知のものに出会った金魚というのは、その存在にさも気がついていないようなそぶりを見せるのだ。たいして脳みそのない彼らにとって、それがどんな意味を持つのか分からない。あからさまにビビッた態度を見せれば、仲間から馬鹿にされるというのだろうか?

そんな考えを巡らせているうちに、次郎が少しずつそばに近づいてきて、ついにはそばを口に入れた。やつはやはり悪食である。食べるのならと、残りのそばも投入してみる。しかし、一度味わってもなお金魚の専用餌のような良い反応は見られず、そばは誰の邪魔も受けることなく水底へと落ちていった。ややしばらくしてメリーがチャレンジ。こちらも好感触とは言い難かったが、一応は食べるので、そのまま放っておく。翌朝見ると姿がない。どちらかが食べたのだろう。

そばを食べるなら、と次の実験で取り上げたのはラーメンの麺である。ただし熱い麺ではやけどをさせてしまうので、冷水で冷やして水槽に投入。長目の麺を、水槽の縁にひっかけてひらひらさせる作戦でいく。

これまたそばと同じく、なかなか飛びつこうしなかったが、しばらくすると次郎とメリーが競い合って食べ始めた。正確には、片方が食べているのでもう一方は釣られてその祭りに参加している、という程度のものなのだけれど、とにもかくにも、はき出すことはなかった。面白いのは、麺をすするその口元だ。長い麺をズスズスとすすりながら食べるのは、人間にとってもまぬけな行為だが、金魚だとさらにおかしい。やけに人間くさいのだ。その画を見るためだけに麺を投入する価値はある。毎度ながら、悪食実験は自己責任でお願いする。

2007年08月28日

金魚の専用餌その1

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悪食実験ばかりを報告していると、飼い主の品格を疑われかねないので、このあたりで通常の餌についても触れておくことにしたい。写真は大きさの比較のために4つ並べたもの。今日はその中から左下に写っている餌を紹介しよう。

商品名:
テトラゴールド ミニ ベーシック:金魚のえさ 基本食
(112g)
希望小売価格 ¥315(税別)

TetraGold.jpg

飼い始めた時に購入。以来、しばらくこれ一本で育てた。次郎が家に来たときは4〜5cm程度の当歳魚だったので、小粒タイプのものを探して選んだのだが、それでも口が小さいためかなかなか食べられないようなこともあった。いまでは一度に4粒くらい頬張る。浮上性なので食べ残しを出さずに済むのが利点か。

当ブログ評価(5点満点)
食べやすさ:★★★★★
ハッスル度:★★★
におい:★★★

なお、★は数が多いほど高評価。においについては、耐え難いほど臭い★〜無臭or気にならない★★★★★としている。いずれにしてもあくまで個人的な評価であり、絶対的なものではないということをお断りしておこう。

PS 残りの3つの餌が分かる人がいたらコメントください。ただし当たっても何も出ませんのであしからず(正解はブログ更新で追々明かしていきます)。2つはメジャーな餌なのでかなりの方が正解されると思いますが、実は1つは悪食餌なので分からないかと……。

2007年08月29日

水槽のお引っ越し

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ようやく重い腰を上げて60cmの水槽を買った。フィルターも新調し、エーハイム フィルター500という同社の廉価ラインの商品にする。本体はもちろん濾材も安くはないが、さすがに濾過槽の体積は水作エイトとは比べものにならないほど大きい。これなら期待できそうだ。

引っ越しの手順はこうだ。
・金魚を飼育水の一部とともにバケツに移す
・水草を避難
・大磯砂利をすくって、水洗い

砂利をすくった後の水槽を見て愕然とした。きったねー。糞が分解したようなものが、砂利の奥底に入り込んでいる。実は、これまで砂利まで洗う大規模な掃除はしてこなかったのだが、これは明らかに間違いだった。とりわけ悪臭を放っていたわけではないからバクテリアによってある程度の分解はされていただろうが、さすがにこれは…。

・新しい水槽の水洗い
・砂利を敷く
・水草を植える
・新水を入れる(カルキ抜き済み)
・古い水槽に残っていた飼育水を入れる
・金魚の入ったバケツの飼育水を入れる
・金魚を入れる

ちなみにこれまで使っていた水作も、バクテリアの引き継ぎのために入れてある。
水量はざっと3倍だ。新居に放り込まれた金魚たちは、落ち着かない様子で水槽の奥の方で、左右に行ったり来たりを続けている。居場所がない、とでも言いたげな顔だ。

それでも食欲はあるようで、いつもと同じ方向から近づくと餌クレダンスを踊り出した。
写真は2日目に沈下性の餌を投入したときのもの。訳あって、水槽の下半分のみ。
興奮を抑えきれない様子であわただしく砂利をひっくり返して餌を探す姿はいつ見ても楽しい。

2007年08月30日

金魚は方角を認識する?

昨日、報告したように新しく60cm水槽に引っ越したのだが、レイアウト上の都合で以前とは向きが90度変わった。つまり、いままで正面だった向きは、新しい水槽では横に当たる。当然、こちらとしては水槽に対して正面から眺めたり世話をしたいと思う。しかし、奴らは違うようだ。

そのことに気づいたのは、餌くれダンスをするタイミングである。引っ越し後、正面から眺めている分にはけっしてダンスを踊らないのだが、きっとまだ落ち着かないからだと理解していた。ところが、横から近づくと激しく踊っているではないか。そのまま正面に廻り込んでもそちらには付いてこない。横から、つまり以前と同じ方角から近づいたときだけ餌をねだってくる。

ということはなんだ? やつらは方角が分かるのだろうか? それとも目に入る部屋の景色で判断しているのだろうか? 方角だとしたら、観賞魚としてのみ生き続けている金魚にとって何の役に立つというのだろう? まさか風水…。ちなみにやつらが注視しているのは北だ。

theyknowdirection.jpg
次郎&メリー「餌は北からにしてよネ!」

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