自作キーボード界で分離型が大流行している日本にいると、もはや非分離型はわざわざ組み立てる価値がないような気さえしてくる今日このごろですが、海外に目を向けるとそんなことはないようでして、様々な一体型キーボードのGBがあります。
今回ご紹介するのは、フルキーはでかすぎるけどテンキーは欲しいぞという欲張りさんのための96キー。フルキーやテンキーレスとは違って、一切の隙間を開けずにぎっしり詰め込まれたキー配列が独特の美しさを放ちます。これとは違いますが、わたしもこのレイアウトのキーボードを1台組み立て済で、さらにもう1台が積みキットとなっています(汗)。
budget96は、そのネーミング通りの安価な価格に抑えることを目標に設計されたキットです。
基板の初期ファームはps2avRGB。QMKも開発中の模様です。光り物関係は、下部のRGBと、スイッチ内の両方をサポート。
ケースについては、上下のプレートはFR4、サンドウィッチとなるケース中間部は9mmのアクリル製。ハイプロ用には上部プレートの上にさらに9mmのアクリルが重なるみたいです。
価格をみてみましょう。
- PCBは2色展開(マットの黒かパープル)$30
- プレートセット価格 $25/MOQ10、$20/MOQ25
- 上部プレートは6色展開(白、黒、赤、黄、緑、青)
- 下部プレートは2色展開(白、黒)
- 中間部価格 $37/MOQ15、$33/MOQ30
- ハイプロ部分価格 $47/MOQ15、$43/MOQ30
- GMKタイプのスタビセット価格 $13
ロープロの場合は最低のMOQで$105、ハイプロだと$152。
GBエンド(5/27)までまだ結構日にちがありますが、現状でもロープロで$100を切っているようです。