少し前にTKL(テンキーレス)のレイアウトでCTRLというキーボードがドロップされていましたが、今回は同じラインで作られたより小さいキーボードです。
キーボードのエンスーたちの間ではTKLは「ちょっと大きめ」で、彼らにとって標準的なレイアウトといえば60%ではないかと思うのですが、わたしのようなひ弱な人間にとっては60%だと使いづらいシーンが多々あります。なにって、アローキーがないことです。文章を書いていて、前後の行に飛びたいなんてときに矢印があればなあと思ってしまうのです。それにファンクションキーを加えると75%になるんですが、やはり一行増えるとやけに大きく感じるのも事実。60%の大きさはちょうどいい大きささんですよね。
で、折衷的に登場したのが今回のALTのような60+%なキーボードです。具体的には右側に一列増やし、右下の(Windowsでいう)MENUキーを減らす(or スペースキーの右側を1uにする)などすることで矢印を入れ込むスペースを作ったものです。matt3oさんが設計した WhiteFoxもこのレイアウトです。

デスク空間を圧迫しないサイズに収めながら、使いやすさも損なわれないというある種の妥協がこの67キーのレイアウトではないかと思います。アローキーはなくてもなんとかなりはしますが、やはりあった方がはるかに楽です(わたしは)。
今回のALTキーボードは、ホットスワップのスイッチソケット仕様となっているようで、つまり好きなタイプのスイッチにはんだ付けなしで付け替えることが可能です。しかもRGBのLED仕様もついているので、気軽に遊べる一台といえそう。
さらに憎いのは、今回のドロップにジョインすると、次回以降のキーキャップにジョインする際に使える$10のクーポンがもらえること。なかなかお買い得かもしれません。
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