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混泳の是非:中間報告

もとからいる和金2匹に、江戸錦と琉金を加えた混泳水槽となって約1ヵ月経つ。
今後どうなっていくかはわからないものの、とりあえず今の時点で思うところを書いておくことにしよう。

まず、うちの環境だが、水槽はニッソー60cm、濾過はエーハイムの外部フィルター500とすこぶる普通。そこに、全長12cm程度の素赤和金と14cm程度の桜和金、そして全長6cm程度の江戸錦と桜琉金ショートテイルの4尾の生体が暮らしている。つい先日まで貝もいたのだが、すでに和金どもの腹の中に入って糞となって出たという話は報告済み。

装置としての飼育環境は問題ないだろう。問題は種類の異なる金魚の混泳という点と、体格差が大きい金魚の混泳についてだ。

最初にチビ2匹を投入した際には、和金どもは飼い主が新しい生餌をくれやがったのかというそぶりも見せたが、どう考えても口に入りそうにないという感じでわりとすぐに悟ったようだ。

このチビたちは恐いもの知らずで、大きな和金たちに対して恐れることなどなく、むしろ自ら近寄っていく。もちろん、泳ぎの下手な琉金や江戸錦に対して和金は断然すばしっこい。魚雷のごとく水槽を行き来する和金のあとを、のろまで愚図なおチビさんたちがついてまわるもんだから、和金の作り出す水流に引っ張られるようにして「おっとっと」とチビどもが体勢を崩すさまがしばしば目撃された。

しかし、今やチビどももすっかり和金のペースに馴れたようで、もはやはじめの頃の危なげな泳ぎはない。よく、「丸モノならではのゆったりと優雅な泳ぎ」なんて形容があるけれど、そんなものはうちの子には見る影もなく、琉金も江戸錦も、いざというときは、ケツの鰭を高速振動させてジェット噴射のようにビュンビュン水槽を移動するようになった。あきらかに体育会系である。しごけば奴らも一丁前になるのだ。

唯一心配なのは、意地の悪い次郎である。おチビどもは基本的に人になれているようで、餌をやると戸惑うことなく一目散にパク付いていくる。一方で先住の和金2匹は慎重派。様子を伺って、問題なさそうならやってくるため、ワンテンポ遅れるのだ。とりわけ臆病な次郎は、餌を取りに浮上しても瞬間的に餌にパクついてすぐ潜ろうとする。ちゃんとパク付けていればいいのだが、焦るあまりに餌が口に入っていないまま潜ってしまうことが少なくない。結果、ほかの金魚よりも量が食べられないのだ。

どうもこれがストレスになるようで、餌があまり食べられなかったときに限って、次郎はチビたちを追い回す。追い回したところでチビは逃げてしまうので被害はないのだが、万一、チビが体調不良になったときに追い回されたりすると危険かもと注意はしている。

もっとも、それ以外はいたって平和な水槽。今日も、和金の次郎と江戸錦のエディーが鉢のお家に入って仲良く就寝している。

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