Signature PlasticsのSAプロファイル、ダブルショットに目がないです、わたし。
というわけで当然のごとくこのキーキャップにも注目しているんですが、いかんせんお高い。どのくらい高いかは後で触れることにして、とりあえずデザインについて紹介しておきましょう。
デザイナーは最初に触れたコンピュータだったというApple ][eにインスパイアされて作ったものだと語っています。
グレーとグリーンからなるカラーウェイは、当時のグリーンモニタをイメージしたものでしょう。
富士音響マイコンセンターRAMでチョップリフターやロードランナーのデモに見入っていた自分の中ではApple ][eにはカラーモニタをつないでいる印象が強く、自分の中ではどうもグリーンと直結しません。
SAプロファイルもまたしかりで、作者の掲げるテーマは個人的には腑に落ちないんですが、まあそれはともかく、70年代のグリーンモニタや、アンバーモニタを懐かしむ層に向けたおじさんキラーなキーキャップであることは間違いないでしょう。
かくいう自分もアンバーモニタが欲しいと本気で思っていたりします。
たとえばこんなやつです。
ブラウン管を思わせるダークグレーに緑もしくはアンバーのアルファ、薄いグレーのモディファイアという組み合わせは、ちょっと爺むさくはありますが、カスタムキーキャップらしくて悪くはないです。フロッピーやカセット、プロンプトなどを記号化したノベルティのデザインも優れており、40%への対応などオプションセットはこれ以上ないほど豊富な品揃えで、至れり尽くせり。
が、問題は価格でしょう。
とくにコミュニティから出ている文句は、標準的なTKLのモディファイアが$100を超えていることです。
アルファベットを含めたフルキーセットにすると、なんと送料込みで$200を超えちゃいます。このセットを買うのであればノベルティも欲しくなりますし、そうなると$270に迫る勢いです。輸入で税金とられます。
高価格の原因のひとつは、TKLセットに1.75uのシフトなど、比較的よくつかわれるノンスタンダードキーを入れたことなんでしょうが、それにしてもお高い。以前なら、同じMassdropのSAでもフルキーで$120程度だったんですけどね。どうも相場が吊り上がっているような気がします。それでも買う我々がいけないのかもしれませんが。
で、わたしはどうするか。
またまたぎりぎりまで悩むことにします。