Woody Zinc GB 締め切り迫る

木目のキーボードって良いな、と思ったのは去年のMaker Faire Tokyoのことです。

Discordの自作キーボードサーバのみなさんと共に展示で参加していた際、2つ隣りのブースにそれはありました。ちなみにお隣ではゆかりさんがMint60とBlocKeyを販売していて長蛇の列。30分以上かけてBlocKeyをゲットしたのはいい思い出です。

で、その横のブースではこぼれそうな笑顔が素敵なTALPさんがキーボードやキーキャップ、スイッチなどを並べて、お客さんに自作キーボードを布教されていました(販売なしの参加だったので、本当に布教のみです)。 普段は人見知りな自分ですが、お祭り気分に背中を押されて話かけるとTALPさんはうれしそうに応じてくれました。

PlanckやPreonic、GNAPなど様々なキーボードが置かれていましたが、わたしは中でもNyquistに惹きつけられました。TALPさんのNyquistは木だったのです。

「これ良いですねー! 欲しい!」

この瞬間から、いつか木目のケースを作りたいなあと考えていました。

それから3~4か月してTALPさんが木目のレツプリを販売されるようになり、思い切ってTALPさんに相談しました。Zinc用にお願い出来ないかと。テストカットしていただいたのが12月。木材のフィニッシュの相性問題があって少し時間がかかりましたが、ようやくGBを開催することが出来ました。

しかも、ウォルナット、ローズウッド、マホガニーの3種です。

ウォルナットはダイニングテーブルなどの高級家具にもよく使われる上品な木目の材で、万人に好まれるタイプでしょう。うちのダイニングもウォルナットです(どうでもいい情報)。

ローズウッドはエレキギターの指板にも使われる濃い茶色が特徴の材。近年、ワシントン条約の規制対象となったために入手が厳しくなっているそうです。TALPさんによれば問屋の在庫がこれで終了となり、今後の入荷予定はないとのこと。うちのストラトもローズウッドです(どうでもいい情報)。

マホガニーは赤茶色の明るい色目が特徴的。最初は薄めの色をしていても、使っているうちに濃く変化していくので、使い込む楽しみがあります。これまた楽器や高級家具に好んで使われる銘木です。

ウォルナット

Woody Zincのプレートは突板加工したMDFをオイルフィニッシュしたものです。突板は木材を薄くスライスしたもの、つまり木材そのものですから、見た目は紛れもなく木です。思い描いていた通り、アクリルともPCBとも金属とも違った、温かみのあるZincに仕上がりました。

4/8(月)のGB終了まであとわずか。参加お待ちしております!

※GB…グループバイの略。共同購入。高額だったり、ニッチな商品性だったりなどの理由から在庫を抱えることが難しい商品を、あらかじめ募った購入希望者の数のみオーダーすることにより成立させる販売(購入)方法。

投稿者: monksoffunk

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