Tokyo Mechanical Keyboard Meetup Vol. 4に行ってきた!

お2人目は@Biacco42さん。Ergo42の話です。

たのしい人生の中の人

こちらもHelix同様に分離型のキーボードです。Biaccoさんは、自作する前にまず一般的なエルゴドックスを使っていたそうで、エルゴの欠点、たとえば親指キーが遠すぎるとか、キーが多すぎるといった点に加え、そもそも非オーソリニアよりもオーソリニアの方が打ちやすいんじゃないかといった疑問を持ち、エルゴで慣れたレイアウトを保ちつつ、不満点を解消するキーボードとして7X4配列のErgo42に行き着いたとのこと。

 

Ergo42

 

Ergo42というネーミングの由来についても御本人の口から語られました。

Ergo42は7X4のレイアウトを両サイドに持っています。なので、普通に考えればErgo56となるんじゃないかと指摘されるそうです。わたしもそう思ってました。というか、Bianccoさんの年齢?かと。

Don’t Panic

この「42」とは、SF小説『銀河ヒッチハイカーズ・ガイド』の中で、スーパーコンピューターが出した究極の答えが42だったことから取ったそうです。究極のキーボードということになりますね。ちなみに上の写真のDON’T PANICも同小説に登場するガイドブックの表紙に書かれたもの。こうした凝った設定は、どうやらほとんどこの界隈のコミュニティでは理解されていないと嘆いてらっしゃいました。

 

レツプリとの違い

 

Biaccoさんおすすめレイアウト

お話をうかがっていて腑に落ちたのは、7列が必要な理由です。通常、パーレンはサブレジェンド扱いとなっていて、シフトを押さなければ打てませんよね。ところが、コーディングにおいてパーレンは頻出します。これを1キーで打てるというのは指に対する負担の大きな軽減になりそうです。上記写真のレイアウトだと、きれいに中央部でパーレンを打つことができます。これは一度試してみたい!

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Biaccoさんはdiscordで『Self Made Keyboard in Japan』を主宰されてます。わたしも速攻で入りました。また、今年のMaker Fair Tokyoへの出展も予定されているとか。Ergo42のキット販売もやってらっしゃいます。

続きあります↓

投稿者: monksoffunk

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